骨盤のゆがみ


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骨盤(こつばん:pelvis)とは、大腿骨と脊柱の間で体を支えている強固に一体化した一群の骨の名称です。

勘違いする人もいるかもしれませんが、板状に1枚の骨で形成されているわけではありません。


構造的には複雑で1個の仙骨と、それぞれ左右1対の腸骨・恥骨・坐骨の7つの骨が環状(逆円錐台状)に結合した構造をしています。

大きく板状に広がった腸骨が腹腔内臓器を支える役目をしています。なお、解剖学においては腸骨・恥骨・坐骨を併せて寛骨と呼ぶこともあるりますが、整形外科を除けば臨床ではあまり使用されない言葉のようです。


しかし、構造を覚えて骨盤矯正をする方が効果的だと思われますので覚えておいても損はありません。


女性では出産時に胎児を通すため骨盤が開きます。また、半関節の仙腸関節について、カイロプラクティックでは可動であり可動性亢進関節となることあるといわれています。


男性・出産経験のない女性であっても歩き方や座り方、様々な生活習慣が影響して骨盤のズレはおこります。

これを改善するには日々の生活習慣を見直すことと、ズレた骨盤を治すためのストレッチや運動をする事が必要となります。




骨盤ゆがみが気になりませんか? 
自分の骨盤がゆがんでいるという認識すらない人もいるでしょうし、ゆがんでいるかもと思いつつ何もしていない人もいるでしょう。
まずは、骨盤矯正をする前に、骨盤がゆがんでいるかどうかチェックしてみましょう。

チェックの方法はいくつかありますが、簡単なチェックですとまず床に何も敷かずに仰向けになります。

その状態で以下の3点を確認してみてください。

・足をそろえて両足の力を自然に抜いた状態で、かかとが力を入れなくてもくっついているかどうか?
・つま先の開き具合は同じかどうか?(普通は自然に外側を向くはずです)
・かかとの高さが違わないかどうか?(ゆがみがあると足の長さが違っている場合があります)

さてチェックできましたでしょうか。
これらに当てはまる場合はゆがんではいますが、骨盤矯正で治る可能性があります。


また、仰向けに寝て足を肩幅に開いた時、骨盤の一番高い部分と床までの高さを測ってみましょう。
左右の高さが違っていたらゆがみのサインです。

同じように、正座をした状態で肋骨から骨盤までの長さを左右で比べてみる方法もあります。
目に見えるほどの大きな差はない方でも、仰向けから腹筋だけで起きあがることのできない方は腹筋が弱いため、内臓が下がってしまったり、骨盤がひらき気味になってしまったりしているかもしれません。

日常生活の中で自分で出来るチェック方法としては、つけているネックレスがいつも同じ方向にずれたり、いつも履いている靴の外側ばかりすり減ったり、ウェストのくびれの高さが違ったり、下半身が痩せにくくお尻が大きいかったり、ヒップが扁平しているなどの状態に心当たりがあれば骨盤ゆがみや開き、ずれかを起こしている可能性があります。

自己診断の結果、気になる方は整体やカイロプラクティックなどで骨盤矯正をうけてみることをおすすめします。
最近ではヨガやピラティスなど、体のバランスを整えることを目的とした運動も注目されていますので、自分にあった骨盤矯正方法をさがしてみましょう。



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