骨盤のひらき


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骨盤(こつばん:pelvis)とは、大腿骨と脊柱の間で体を支えている強固に一体化した一群の骨の名称です。

勘違いする人もいるかもしれませんが、板状に1枚の骨で形成されているわけではありません。


構造的には複雑で1個の仙骨と、それぞれ左右1対の腸骨・恥骨・坐骨の7つの骨が環状(逆円錐台状)に結合した構造をしています。

大きく板状に広がった腸骨が腹腔内臓器を支える役目をしています。なお、解剖学においては腸骨・恥骨・坐骨を併せて寛骨と呼ぶこともあるりますが、整形外科を除けば臨床ではあまり使用されない言葉のようです。


しかし、構造を覚えて骨盤矯正をする方が効果的だと思われますので覚えておいても損はありません。


女性では出産時に胎児を通すため骨盤が開きます。また、半関節の仙腸関節について、カイロプラクティックでは可動であり可動性亢進関節となることあるといわれています。


男性・出産経験のない女性であっても歩き方や座り方、様々な生活習慣が影響して骨盤のズレはおこります。

これを改善するには日々の生活習慣を見直すことと、ズレた骨盤を治すためのストレッチや運動をする事が必要となります。




骨盤ひらきが気になる方は、ゆがみを整える体操の他に、骨盤ひらきを正しい位置に戻すための骨盤矯正体操が必要です。
(腹筋が弱くヒップが扁平で下半身太り)

骨盤がひらいている人の場合は姿勢が悪いことが多く、冷え性や下っ腹が出ていることに悩みを持つ人が多く見うけられます。

これらの問題を解消する簡単な体操をしましょう。 

まず、床や固めのじゅうたんの上で仰向けに寝ます。
膝を90度に曲げて肩幅にひらきます。

腕は体の両脇にぴったりとつけ、手のひらは体の方を向いた状態にします。(体操などで気をつけをし太股の両脇につけた状態)
そのまま腰を持ち上げて膝から肩までが真っ直ぐになるようにして7秒間我慢し、ゆっくりと下げて全身の力を抜きます。
これの体操を数回繰り返した後、大の字になって3分間休みましょう。

骨盤ひらきのある方は初めの何回か「ポキッ」という音がなるかもしれません。

これは腹筋や背筋が弱ってしまうことによって骨盤の位置がずれているのを、正しい位置に矯正することができる体操です。

大の字になって休むの理由は、せっかく位置を正した骨盤を正しい位置で安定させるためです。
従って、すぐに立ち上がってしまうとせっかく治した骨盤の位置がすぐに元に戻ってしまうので、ゆったりと時間をとって骨盤矯正体操を行いましょう。

また、布団などの柔らかい場所で行うと効果が得られないことがありますので、必ずかたい床の上か、出来るだけ薄手のじゅうたん、ヨガマットなどを利用して行ってください。

この骨盤矯正体操は毎日ゆっくり行うことが効果的です。
早く行っては全く意味がありませんので、呼吸に注意してゆっくりとバランス良くおこないましょう。


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